合宿免許ガイドブログ
「公認教習所」と「非公認教習所」の違い
~合宿免許に関わるお役立ち情報~
2025年9月26日

教習所には 「公認教習所」 と 「非公認(届出)教習所」 がありますが、この違いを知っておくのはとても大事です。
公認教習所(指定自動車教習所)とは
公認教習所(指定自動車教習所)とは国(公安委員会)の指定を受けている教習所です。
合宿免許で一般的に利用されるのはこちらです。
公認教習所の特徴
- 仮免許・卒業検定がその教習所で受けられる
→合格すれば運転免許試験場での技能試験は免除される。 - カリキュラムがきちんと決まっている
→ AT車で合宿コースなら最短14日程度のスケジュールが組まれる。 - 全国的に認知度がある
→ ほぼすべての合宿免許サイトで紹介されている。 - 費用
→ 普通車ATで閑散期20~25万円〜繁忙期35~40万円くらいが相場。(2025年9月現在)
公認教習所のメリット
- 最短・確実に免許が取れる
- 一般的に、難しいと言われる運転免許試験場での技能試験が免除
非公認(届出)教習所とは
公安委員会から「指定」を受けていない教習所で、通学スタイルで通います。
昔ながらの「練習所」と呼ばれることもあります。
非公認(届出)教習所の特徴
- 技能試験は必ず運転免許試験場受験する必要がある
→ 卒業しても「運転免許試験場の実技試験」に合格しないと免許は取れない。一回で運転免許試験場の技能試験に合格するのは難しいとよく言われています。 - 自由度が高い
→ 乗車時間については、公認校のような一律の規定がないため、一人ひとりの技量や習熟度に応じて、柔軟にプランを選べる。 - 費用が安い
→ 公認の教習所より安い。(10万〜15万円前後) - 初心者ではない方の場合、お得なケースも
→ 過去に運転免許をお持ちで、更新切れによる失効や取消処分により再取得をされる方で、すでに一定の運転技量がある場合は、公認校に入校するよりもコストを抑えられる可能性がある。
非公認(届出)教習所のデメリット
- 運転免許試験場での実技試験が難関。(合格率は30〜40%程度と言われる)
- 実技試験に合格するまで時間がかかるケースが多い。
- ただし、運転技量によっては、最終的に公認校に入り直すケースもある。その場合、当初の予定よりも時間・費用の両面で負担が増えてしまう。
まとめ(合宿免許を選ぶなら?)

- 合宿免許=公認教習所が基本。難関とされる運転免許試験場での【技能試験】が免除されるため、スムーズに免許取得を目指すことができます。
- 非公認(届出)教習所は「とにかく費用を抑えたい」「時間がかかっても、自力で運転免許試験場での技能試験にチャレンジしたい」という強い意志をお持ちの方向けの選択肢となります。