合宿免許ガイドブログ
合宿免許に関する疑問点②
合宿免許の合格率・スケジュールが延長になったらどうなるの?
2025年10月6日

「合宿免許は最短2週間くらいで取れる」とよく言われますが、逆に 最悪どのくらい卒業までかかるか も気になりますよね。

標準的な卒業までの期間
- AT車 … 最短 14日〜16日
- MT車 … 最短 16日〜18日
(これは「規定どおりに進んで、一度も落ちない」場合です)

最悪ケースで延びる要因
- 技能検定に不合格
- 仮免許試験(修了検定+仮免学科)や卒業検定に落ちると、最短でも数日延長。
- 教習所によっては検定が週2回しかないこともあり、1回落ちると2〜5日延びることも。
- 技能教習の補習
- 運転に慣れるのに時間がかかると、**補習(追加教習)**が発生。
- 1〜5時限くらいなら数日の延長で済むけど、ペースが合わないと1〜2週間延長する可能性も。
- 学科試験(仮免)の不合格
- 合格点は90点以上/100点。
- 不合格なら翌日以降に再受験 → 延長。
- 体調不良や怪我・病気
- 出席できない日があると、その分スケジュールが崩れて延びる。
- 天候や教習所都合
- 台風・大雪・車両トラブルなどで中止になると遅れる。

実際にある「最悪の卒業までの期間」
- 短い人:最短14〜18日
- 平均的な延長:+3〜7日
(教習所の宿泊施設を延泊する形になるか、いったん帰宅して通学に切り替えることもあります)

つまり「合宿免許でも必ず2週間で終わるわけではなく、最悪は1ヶ月以上かかる可能性もある」というのが答えになります。
ここからは、筆者が約15年間、合宿免許を取り扱う自動車学校で勤務していた経験に基づいたお話になります。
修了検定(運転の中間試験)の合格率
約92%以上
仮免学科試験(筆記の中間試験)の合格率
約93%以上
卒業検定(自動車学校での最後の試験)の合格率
約90%以上
上記のように、自動車学校で行われる試験の合格率は非常に高くなっており、10人受験して1人不合格になるかの確率です。しかも、あくまで確率なので全員合格が何日も連続することもあります。
15年間勤務して、合宿免許で1ヶ月も延長になった方は見たことはありません。
筆者が見た、最も期間が伸びた方で「8日間」です。試験で2回不合格になった方でした。あくまで筆者の経験のお話ではありますが、心配しなくても、それぐらい合格率は高いので確実に卒業できるはずです。
合宿免許期間中は、勉強する時はする、遊ぶときは遊ぶというON/OFFをしっかりすれば無事に終わる方がほとんどなので、心配せず合宿免許をお選びください!