合宿免許ガイドブログ
合宿免許期間中に受験しなければならない学科試験(筆記試験)が不安…どうすれば良い?
2025年10月25日

合宿免許での学科勉強は、基本的に教習所の授業+自主学習の組み合わせになります。
ポイントは「短期間で詰め込む」ことになるので、授業だけに頼らず、自分でもコツコツやることです。

1. 学科の進め方
- 教習所のスケジュール
普通は1日に1〜3コマほど学科授業があります。
・1コマ50分前後
・教官がスライドや映像を使って説明
・オンライン学科導入校は自分の好きな時間にスマホで学科を視聴
- 技能教習の合間に受講する形なので、1日の中でバラバラに組み込まれます。

2. 自主勉強の方法
- スマホ学習アプリ(運転免許専用の問題集アプリ)
→ 合宿期間は空き時間にサクッと問題演習
- 教習所備え付けのタブレットやPC
→ 模擬試験形式で練習できるところが多い
- 紙の問題集
→ 宿舎の夜や朝に少しずつ解く
(持ち込み可。学校によっては無料配布)

3. 合宿ならではの勉強コツ
- 毎日少しずつやる
→ 最終試験前に一気に詰め込むのは危険
- 間違えた問題だけ繰り返す
→ 時間短縮&効率アップ
- 技能教習の知識とリンクさせる
→ 実際の運転と結びつくと覚えやすい

4. 心配なら…
- 学科の補習授業がある教習所を選ぶ
→ 追加料金なしで何度も受けられる所も多い
- 自主学習スペースが整っている学校
→ Wi-Fi完備&静かな環境だと集中しやすい

「短期間で覚える学科勉強スケジュール」をつくってみました。
教習所の授業に合わせて、空き時間や夜の自主勉強も組み込みます。
「毎日1〜1.5時間の自主学習+授業」をベースにしています。

2週間集中 学科勉強スケジュール
1日目〜3日目:基礎固め
- 授業内容:標識、運転の基本、車両感覚
- 自主学習(計1時間)
- 朝:授業で出た標識やキーワードをアプリで30分復習
- 夜:教本をざっと読む+アプリでランダム20問
- 目標:標識の意味を9割覚える

4日目〜6日目:応用ルール
- 授業内容:優先道路、踏切、右左折、駐停車ルール
- 自主学習(計1.5時間)
- 朝:苦手な標識&優先ルールをアプリで反復
- 夜:間違えた問題だけ20問×2セット
- 目標:交差点や優先道路のルールを説明できるレベル

7日目〜9日目:安全運転と罰則
- 授業内容:安全確認、悪条件下の運転、罰則・点数制度
- 自主学習(計1時間)
- 朝:点数制度・罰則を表でまとめる(スマホメモ可)
- 夜:模試形式で50問チャレンジ
- 目標:安全確認の手順&罰則点数を覚える

10日目〜12日目:総復習+模試連続
- 授業内容:危険予測、路上運転の知識
- 自主学習(計1.5時間)
- 朝:苦手分野のみ復習
- 夜:模試50問×2回(1回は時間制限あり)
- 目標:模試で常に90点以上を取れる状態

13日目〜14日目:試験直前モード
- 授業内容:試験対策講座(教習所による)
- 自主学習(計1時間)
- 朝:自分の間違えノートを総チェック
- 夜:模試1回だけ→点数が低い分野をピンポイント復習
- 目標:試験本番で焦らない自信を持つ

補足テク
- アプリはランダム出題モードを使うと本番形式に近づく
- 間違えた問題は必ずその日のうちに復習
- 模試で95点を超えたら新しい問題より弱点補強にシフト
- 宿舎の友達と問題を出し合うと記憶定着が早い
教習所によっては指導員が「効果測定をしてください。」と言ってくれるので
積極的にチャレンジしてみるといいと思いますよ。
入校してからの1週間を、最も頑張る期間とすることをお勧めします。入校から1週間後に控えている仮免学科試験(中間テスト)で不合格になると、その時点で卒業が延びてしまう俗に言う「延泊」が確定してしまいます。
そこまで難易度の高い試験ではありませんが、勉強していないと合格することはできません。独特の引っ掛けパターンや言い回しを抑えさえすれば、合格することは可能です。
合宿免許期間中に、観光地など遊びに行きたいとは思いますが、その試験をクリアした後に十分時間はあるはずなので、入校して1週間は頑張ることをお勧めします。